ちゃんと話さなくても、通じる夜がある


最近、

会話って量じゃないなと思うことが増えた。

 

たくさん話した夜より、
あまり話していないのに、
なぜか楽だった夜のほうが、
あとから残っている。

何を話したかは覚えていない。

 


内容も、たぶんどうでもいい。

それなのに、
「今日は楽だったな」という感覚だけは、
ちゃんと残っている。

 

たぶんそれは、
話した内容じゃなくて、
気を遣わなかったことが理由なんだと思う。

盛り上げようとしない。
気の利いたことを言おうとしない。
沈黙を無理に埋めない。

そういう空気の中だと、
言葉の数は自然と減る。



でも、
減っても不安にならない。

自分は昔、
会話ってちゃんと成立させるものだと思っていた。

間が空いたら失敗。
盛り上がらなかったら負け。

そんなふうに思っていた気がする。

でも今は、
会話が成立しているかどうかより、
自分が楽かどうかのほうが大事になった。

話さなくてもいい。
聞いているだけでもいい。


それで関係が壊れないなら、
それはもう十分な会話だと思う。

今日は、
そんな夜を思い出した。




話さなくてもいい、という感覚については、

プロフィール欄に少しだけ書いています。

 

読むだけで完結する内容なので、

必要なときだけで大丈夫です。